金時山
- 東京都庁山岳部
- 2019年6月2日
- 読了時間: 3分
2019年6月2日 晴れ時々曇り
メンバー:K、H、A
今年の登山講習会の下見を兼ね、金時山に登った。ルートは金時登山口から登り、金時神社入口に下山するルートにした。
8:40に箱根湯本駅に集合し、バスで金時登山口へ。乗換無しで箱根湯本駅から金時登山口に行くバスは本数が少ないので、注意が必要。金時登山口バス停には綺麗なトイレや自動販売機があり、便利だった。
9:30出発。バス停から細い舗装路に入り、しばらく歩くと登山口の看板があった。ここから先は登山道になる。と言っても階段状に整備されていて、とても歩きやすい。樹林帯の道をスタスタ歩いた。
10:15、矢倉沢峠に到着。ここからは樹林帯でなく、笹に囲まれた稜線上の道になる。見下ろすと箱根の街や大涌谷の眺めが良い。5,6年前にトレランで明神ヶ岳を通って箱根湯本駅に下ったことがあるが、良いコースだった。
登山道は途中から再び樹林帯に入る。この辺りは結構急登になる。少しずつ登っていった。子供たちのグループが元気よく登っていた。
11:00、金時山山頂に到着。残念ながら曇っていて富士山は見えなかったが、晴れていると綺麗に見える。たくさんの人が食事を作ったりお茶を飲んだりして、ゆっくり過ごしていた。さすが人気の山。
ここには二軒の茶屋があり、食事やカップラーメン、ペットボトル飲料、お土産が買える。僕らは名物きのこ汁とビールを買った。きのこ汁はなめことしめじがたっぷり入っていて、とても美味しかった。有名な猫達もいた。チップトイレ(100円)も綺麗だった。有名な斧を持って、登頂者達で代わりばんこに写真を撮った。
1時間ほどのんびりして、下山開始。ルートは往路とは違い、金時神社に下りるコース。こちらも丁寧に整備されたルートだった。最初は少し急だが、徐々になだらかな傾斜になる。今年の夏の山行予定を話すうちに、あっという間に神社に着いた。13:00に到着。お参りし、社務所で御朱印をいただいた。可愛いデザインだった。
下山口の金時神社入口から箱根湯本駅に行くバスは、本数が少ない。バスが増える仙石バス停まで歩いても20分ほどなので、歩くことにした。途中の金時登山口のトイレで靴を洗おうとすると、山頂で写真を撮った二人パーティーに会った。下山も抜きつ抜かれつだったので挨拶すると、ここから歩いて行ける場所に日帰り入浴できるホテルがあるとのこと。僕らも喜んでそこに行くことにした。
「川涌の湯マウントビュー」というホテルで、歩いて10分ほどの場所にあった。立派なホテルで、お風呂も内湯・露天ともに気持ち良かった。とても良い情報を教えてもらえた。
ホテルからバス停に戻る途中で美味しそうな餃子屋があり、寄り道して餃子とビールを注文した。「美味しいね」と話していたら、温泉を教えてくれた二人パーティーが外を通ったので、一緒に餃子を食べた。いろいろ教えてくれて本当にありがとうございました。
帰りは仙石から箱根湯本駅までバスに乗り、ロマンスカーで帰京した。金時山はお手軽だけど眺めも良く、下山してからも温泉や食事など箱根ならではの楽しみがある。良い山だなと思った。
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