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東京都庁山岳部
四季の山岳写真集 冬の景色
日本アルプスの紅葉が駆け去ると、人足はそこから遠のいていき、やがて降りゆく雪によって銀嶺の世界に姿を変えていきます。
厳冬期の高峰は、冬山のための装備と技術を必要としますが、そこには、数々の雪と氷と岩のルートが開かれています。
深雪のラッセルを無心で進み、雪稜に冒険心を駆り立てられ、白銀の衣を纏い荘厳と輝くその姿には心を惹かれる。
厳しい世界ではあるけれども、そこにふと見せてくれる雪山の景色は、忘れることができません。

上州武尊山の雪景色
雪が降り視界がきかないなか登っていくと、天気が回復していき、陽を受けた山々の頂が白銀の浮島のように輝き始める。

樹氷に装飾された阿弥陀岳
阿弥陀岳の南稜の立場山を越えると、青ナギに到り、開放的な八ヶ岳の景観が広がっています。

厳冬期の赤岳
八ヶ岳の阿弥陀岳に登ると、大きく、厳しい岩壁を擁する赤岳の姿に驚かされる。

曙光に染まる
厳冬期の縦走は、厳しいものであるが、夜明けに見せる薄紅色の世界は幻想的で美しい。
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