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赤岳

  • 執筆者の写真: 東京都庁山岳部
    東京都庁山岳部
  • 2020年1月1日
  • 読了時間: 3分

2019年12月31日(火)~2020年1月1日(水)

メンバー:H、K


12月31日 曇時々雪

山小屋で年越しをしようということで、Hと八ヶ岳に行った。

朝9時に茅野駅でHをピックアップ。でもとにかく天気が悪い。初日に赤岳主稜を登って赤岳展望荘に宿泊し、元旦に下山する予定だったが、稜線は強風の予感。

仕方なく黒百合ヒュッテに変更しようと電話したところ、満員で受け入れ不可。恐るべし大晦日。

行者小屋に電話したらOKだったので、そちらにお世話になることに。31日は行者小屋までにして、1日に赤岳を一般ルートから登ることにした。


10時30分に美濃戸を出発し、南沢から行者小屋に向かう。年越しを迎える登山者のほとんどが北沢方面に向かい、南沢は静かな雰囲気。途中で南沢小滝を様子見したりしてゆっくり歩き、12時30分に行者小屋着。今日はこれで行動終了。稜線はやはり風が強そう。予定を変更して良かった。




小屋は50人程予約が入っているらしい。夜に年越し蕎麦が食べられるということで、せっかくなので注文(一杯500円)。二階の就寝スペースに通されると、通路にコタツがちらほら。もうすることが無いので、真澄を飲みながらごろごろした。蜜柑を持ってくれば良かったねと話をする。


今回は夕朝食も小屋食にした。夕食は美味しいビーフシチュー。小屋泊は本当に楽。

食後、することが無いので自炊スペースで静かに宴会。お隣のパーティが鴨南蛮そば風素麺とか凝った料理をしていた。西穂山荘は二人で布団1枚、赤岳鉱泉は満員で、行者小屋を案内してもらったらしい。さすが大晦日。

蜜柑をもらったりワインをもらったりして、楽しい小屋の夜を過ごした。何かイベントがあるのかなと思ってストーブにあたっていたら、普通に22時に消灯になった。






1月1日 快晴

朝3時30分に起床。前日にもらった弁当を食べ、4時30分に出発。まだ真っ暗だが、稜線上にいくつもヘッドラップの光が見えた。みんな朝が早い。


地蔵尾根を登る。雪が締まっていて歩きやすい。6時には赤岳展望荘に到着。風があるけどそれほどでもない。間もなく朝日が昇りそうな時間で、小屋前には何人かがカメラをセットしていた。


6時30分、赤岳山頂に到着。ちょうど日の出の時間に登頂した。東の空がどんどん赤くなっていく。初日の出を拝み、初詣もできた。今年も無事山を楽しめますように。




下山は文三郎尾根へ。こちらも雪が締まってアイゼンが効き、歩きやすかった。



7時15分、行者小屋に到着。帰りは北沢経由なので、そのまま赤岳鉱泉に向かった。小屋内でコーヒーを飲んでのんびりし、行者小屋で一緒になったパーティからお雑煮をもらう。焼いた餅がとても美味しくて、一気にお正月気分に浸れた。





外のアイスキャンディーも賑わっていた。北沢を通って12時に美濃戸に下山。もみの湯に入り、定番のテンホウでランチを食べて帰った。



山小屋で年越しをしたのは初めてだったが、快適だったし小屋ならではの出会いもあった。2020年も安全に山を楽しみたい。



 
 
 

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