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伊豆城山(フリークライミング)

  • W
  • 2018年2月18日
  • 読了時間: 3分

2018年2月18日 快晴 メンバー:K、W

Kさんの誘いで、フリーのマルチピッチをすることになった。フリーのマルチは初めてだ。 電車で大仁駅到着。谷川に行くよりも安く、早い。大仁駅から徒歩25分。かなり遠い。川を渡渉すればショートカットできそうだが、ルートの研究が必要だ。河川に広いテント場があり、土日2dayなら電車で行ってもいいかもしれない。

まず、「西南カンテルート(5.7、5.8、5.5、5.5、5.9、5.8)」へ。「南北カンテ(Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅲ+)」とも読み取れる。西南カンテの最初3ピッチが南北カンテの1ピッチ分に相当するらしい。いずれにせよグレードが体感とあまりにもかけ離れているため、今回登った4ピッチを(Ⅳ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ)と読み替えることにする。 1ピッチ目、Kさんトップ。カンテ沿いに登っていく。所々ハンガーボルトが打ってあり、終了点も信頼できるアンカーだった。カンテの左側のラインと、カンテ直登のラインが見えるが、直登で登って行った。

2ピッチ目Wトップ。岩登りはすぐに終わり、樹林帯を登っていく。ルートがわからなくなるが、進んでいくと古臭いアンカーが打ってあったのでそこでピッチを切る。このあたりでフリーのマルチではないことに気づく。

3ピッチ目、小ハングを越えトラバースしていく。後続で追うが、なかなかランナウトしておりアルパイン特有の怖さがあった。

4ピッチ目、大ハングの中にわかりやすい凹角があった。登っていくが、やはり支点があまり信頼できるものではない。アンダーで岩に身を預けるような箇所が1つあり、慣れていない人は登れないだろうと思った。そこで終了。山頂まで登山道が続いている。下りは懸垂でおりた。4ピッチ目を降りて3ピッチ目の終わりに懸垂支点が1つ。3ピッチ目トラバース途中にも1つ。そこから降りると黎明ルートに懸垂支点があり、下降できるようだ。今回はルートに沿って懸垂していった。西南カンテは我々のほかに相当な数のパーティが登っていた。

続いて、「バトルランナー(5.8、5.10a、5.7R、5.8R)」を登る。

1ピッチ目、Kさんトップ。終了点を逸れオアシステラスでピッチを切る。1ピッチ目は「とんとん拍子(5.8)」のショートルートを登っていくが、ハングの右側が「ブルースカイ(5.9)」となる。そちらの方が少し手がかりが少なそうだ。ハングの左側を登るが、右手にフィンガージャムが効き、左手にガバがはまり、気持ちの良いハング越えができた。ハングにびびってしまうが、グレーディングには根拠があり(当たり前だが)、ムーブを探るのが楽しい。また、ケミカルの支点といい難易度といいフリークライミング感満載で思わず笑顔になってしまった。

2ピッチ目、Wトップ。オアシステラスからトラバースしてルートに復帰する。トラバースは苦手で、流れも悪くなるが、調べてみるとプーリー付のカラビナが売っており、それを使うとロープの流れがよくなり、緊急時のレイジングもできるということで、買ってみようかと思った。鎌形ハングに到着。ジムのガバホールドを期待したが外岩でいうガバしか見当たらない。思い切って登ってみるとやはり最後まで外岩ガバしかなかった。一応ハングだが1手目でハング上まで手が届くので、どちらかというとマントリングのムーブだった。ジムやボルダリングでマントリングを練習しないと難しいと思う。

3ピッチ目、Kさんトップ。R(ランナウト)がついていたが、ケミカルが打ちたされていた。4ピッチ目Wトップ。終了。

懸垂は3回に分けて行った。別の記事では2回で行った例もあるようだ。

最近ビレイ用の環付ビナが回転するのが気になる。回転防止付のビナか、DMMでゲートの破断強度を高くした横向き荷重16KNのビナが販売されていたので、どちらか購入しようと思う。

 
 
 

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