早川水系野呂川シレイ沢
- 東京都庁山岳部
- 2017年7月15日
- 読了時間: 2分
7月15日~16日 メンバー L:H、W、W、I
7月14日(金)晴 10時頃に新宿駅西口三井住友ビル前に集合。Wさんの車で芦安まで。芦安でKさんのパーティに出会うが、別れてバス停前に向かう。24時間開放している施設が昔あったそうだが、見当たらないので、美術館(?)の前で就寝。夜間雨が降ったようで、美術館の庇の下で寝てよかった。
7月15日(土)快晴 朝は若干曇っていたが、その後一日中晴れとなった。広河原行きバスでシレイ橋途中下車。外には単独行のおじさんが1名。 シレイ橋の右岸から入渓するが、ここが今回の山行で一番難しい核心部であった。Wさんの指示でシュリンゲを残置し安全に下降する。ザックの荷揚げ(荷下げ?)のやり方を教わった。 その後、滝が連続するがどれも無難に巻く。踏み後が明瞭で歩きやすかった。偏光グラスをかけていたが、傾斜の緩い滝の水しぶきがグラスにより透明になると、滝全体が苔むしていることがわかり、美しい自然の中シャワークライミングを楽しむことができた。しばらく進むと30mの滝が現れた。大きく高巻きし、トラバースする箇所では、難しくはないが、かなり高度があったため、念のためザイルを出した。 12時頃には沢が枯れはじめ、このままでは登山道に出てしまうため、テントを張った。とても見晴らしがよく、夜も星が良く見えた。
7月16日(日)快晴 沢はすぐに抜けることができた。登山道についた後、集合写真をとり、夜叉人峠に向けて下山を始めた。この下山がとても長く、つらかった。多少傾斜があっても最短ルートで下山したいと思ったが、この沢ではこのルートが一番無難のように思う。
初めてのアルプスの沢で初めての沢のテント泊だった。奥多摩、丹沢と違い、明るくダイナミックな沢だったが、自分はゴルジュを泳ぎや直登、懸垂で突破する方が好きだと感じた。巻道が明瞭で楽に登れたが、あまり考える余地がなかったのが残念だった。
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