松木沢合宿 2017年6月9日~11日
- W
- 2017年6月10日
- 読了時間: 2分
メンバー
L:M、指導L:K、Y、W、K、I
6月9日(金)快晴
10時に立川駅に集合。Yさん、Mさんは別途集合。
快晴、満月がとても明るく、ヘッドライトが無くても問題ないくらい。
1年ぶりのエスパースジャンボで就寝。
6月10日(土)晴れのち雨のち晴れ
練習場までのガレ場は去年より瓦礫を崩さずに登れたように思う。ガレ場や岩場について、①靴のソール(ゴム)の品質、状態②岩の種類、濡れ具合③自身のバランス感覚(登攀能力)の3つが登攀に関係しているように思う。③は体調が悪くない限り劇的に変化することはないが、①、②については、その時々に応じて状態が千差万別なため、岩場に着くまでに、今日の靴はどのくらいの傾斜まで滑らずに踏み込めるだとか、今日の岩はどのくらい摩擦が効くだとか調査しながら登った。
昨年度と同じく、練習場で懸垂下降から練習を始める。KさんにATCのオートブロック機能を利用したビレイや自己脱出の疲れにくい登り方を教えていただくなど、勉強になった。自己脱出の辺りから雨が降り始める。
練習場を下り、フリークライミングの岩場に着く。若干被っているせいか、あまり岩は濡れていない。去年は全く歯が立たなかったが、今年はなんとか登ることができた。グレードは10bだと思う。去年一発で登れなかったフレークを井澤さんが難なく登っておりびっくりした。
夜はたき火を囲んで夕食をとった。雨が心配だったが、夜には再び晴れとなった。
6月11日(日)晴れ
昨日と同じく練習場で練習。正面から見て左にフェース、右に階段上のルートがあるが、その中央にあるルートを登ってみる。中央には登れそうなルートが2つあったが、右側の方は後半にホールドが見つからなかったため、左側のルートを登ることにした。途中からホールドがなくなり、一回休んでしまったが、クラックに足をねじ込むことで登ることができた。有名な都内の岩場ではみんな登っているため、チョークの痕が残っていたり、岩が磨かれていたりするが、今回はまっさらな岩(?)のホールドやクラックに草や小石が入っており、初登感覚で登ることができ楽しかった。グレードは10dだと思う。実際には初登ではないと思うが、ルート名は昨夜にテントで歌った「酒頌(しゅしょう)」(林望作詞、上田真樹作曲)と勝手に命名する。
帰りは懸垂下降で降りた。実践的な懸垂下降は初めてだったため、とても怖かった。ただ、一通りの流れ、注意点を教えていただき良い経験となった。
岩場は1つの岩でも登り方がいっぱいあるため、松木沢は何回行っても楽しいものだと思った。とりあえず去年登れなかった課題(推定10b)はクリアできたので、次回は「酒頌」をリードで登りたい。
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