富士山合宿 2016年12月9~11日
- 渡邊
- 2016年12月8日
- 読了時間: 3分
12月9~11日
メンバー
9日~ 中山(リーダー)、酒井、渡、渡邊
10日~ 川島、平野(修)、山浦、市川
前日 立川~馬返し
5年前の夏、富士山の吉田口から弾丸登山を行った。登山初心者の合唱サークルの同期、先輩とともに。5年後、冬の富士で登山道でない道を歩き訓練することになるとは…
8日10時に立川駅に集合。予定通りの時刻に出発。出発の前、榊原さんが現れ、食料等荷物の受け渡しを行う。体調不良のため欠席するとのこと。
深夜に馬返しに到着。土日は満車になるようだ。そこでテントを張り就寝する。風が強く一時起きてしまったが、思いの外快眠できた。
1日目 12月9日(金) 晴れ 馬返し7:20…五合目佐藤小屋10:13/10:25…富士スバルライン五合目上11:00/12:15…小御岳流し2650m13:12/15:12…富士スバルライン五合目上15:50
9日の朝に出発。初めての冬靴を履く。マチガ沢で借りたプラスチックブーツよりは歩きやすく感じた。吉田口近くになると、凄まじい烈風が吹き荒れ、やっとのことでテント場にたどり着く。
訓練場所まではとにかく風が強く、なかなか上手に登ることができなかった。中山さんの判断で、いつもの場所より低地で訓練することになった。

アイゼンを初めてつけるが、マチガ沢でアイゼン無しで登ったのに比べ、圧倒的な安心感があった。山頂付近を見上げると、雪が風に煽られ竜巻のように素早く移動しており、エベレストさながらであった。
テント場まで戻ると、富士山の雪で水作りを始める。マチガ沢では夜は焚き火を囲んでリラックスできたが、冬山はテントの中でも気が抜けない。これが初めてだったらかなりキツかったと思う。初めての渡さんは3日目まで無事最後までやり遂げ、すごいと思った。
夜は8時くらいにすでに就寝したように思う。初めてのことが多く、寝袋にくるまっている間が一番リラックスできた。
2日目 12月10日(土)晴れ富士スバルライン五合目上8:20…小御岳流し2700m9:17/14:00…富士スバルライン五合目上15:00
10日も同じく訓練(風はかなり弱くなった)。訓練場所までの途上、南アルプスと八ヶ岳を綺麗に見渡すことができ、富士山ならではのパノラマであった。

昼過ぎに10日組と合流し、指導していただいた。

雪が固すぎてピッケルが奥まで刺さらず、スタンディングアックスビレイをするときは結構緊張した。
夜は川島さんから焼き肉をいただいた。たくわんもいただき、普段は漬け物を食べないのだが、塩分が足りてないせいか異常に美味しく感じ、ほとんど一人で食べてしまった。冬山のテント生活に慣れたおかげか、10日組のおかげか、10日目の夜は全体的に和やかなムードになったように思う。3日目も快眠できた。ユニクロで買ったフリースは出番がなく、思ったより寒さに強いみたいだ。一番温かい寝袋を買わなくて正解だった。
3日目 12月11日(日)晴れ富士スバルライン五合目上7:12…小御岳流し2650m8:10/10:15…富士スバルライン五合目上10:15/11:20…四合五尺井上小屋12:10/12:20…馬返し13:18
11日は10時まで訓練。ちょうどいい。下山後、行きつけの温泉に行き、うどんを食べた。山岳部の山行を終えるといつも「生きて帰れてよかった~」と思う。
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