奥多摩つづら岩 2016年9月24日
- 渡邉
- 2016年9月23日
- 読了時間: 3分
L.川島、酒井、渡邉
9月24日 曇りのち雨
6時過ぎに立川駅集合。始発で出たのは久しぶりである。
入部前はよく行っていた奥多摩だが、車で行くのは初めてで、かなり目的地近くまでアプローチできて感激した。車が欲しい。
岩登りは松木沢合宿以来で、来年まで眠らせるつもりだったクライミングシューズの出番がやってきて嬉しかった。
つづら岩まではおよそ1時間半くらいかかったように思う。休憩地点の滝が綺麗だったが、川島さん曰く普段はちょろちょろとしか流れていないそうだ。登山道に水の流れができているなどとりつきにくかったが、綺麗な滝が見れたのは幸運だった。
つづら岩に到着後、川島さんにロープを上まで運んでいただいた。トップロープというやり方で登攀するそうだ。松木沢と同じようなやり方だった。
一見簡単そうなルート(新版関東の岩場p.34 つづら岩南面 2番Ⅳ)を一番目に挑戦させていただいた。が、なんでもないようなところでも滑りまくって登れない。じっとしていても消耗してしまうので、少しのリスクをかけて突破する。すると、2箇所ある難所のうちの1箇所目に到達する。相変わらず岩がぬめっていて力をかけられなかったが、一ヶ所頑張ればつかめそうな岩があったため、力業で突破する。
突破後も思うようにバランスをとれない状態で上に進むと、2箇所目の難所に到達した。ここで諦めた。下を向くと松木沢では感じなかった死の恐怖を感じたためだ。高度的には松木沢の方が遥かに上だったが、湿った岩場に左手をひっかけ、一か八かトライしようかと思案中に下を向いた際の恐怖感は敗退を決めるには十分すぎるほどだった。
下降後、酒井さんと川島さんが登った。酒井さんは1箇所目の難所で断念。川島さんは難なく登りきった。2箇所目の難所では、あまりに見当がつかないため、生えていた木にしがみつこうと思っていたが、川島さんも木をつかんで登っていたため、そのくらい今日の岩場は難しいのだと感じ少し安心した。
2回目の挑戦では、「手だけじゃなく足元を見ろ」という川島さんの助言のおかげで無事登りきることができた。1回目はこっそりハーケンをつかんで休んでいたが、2回目は純粋に岩だけ掴んで登れたのはよかった。酒井さんも2回目は登りきることができたが、自分では途中で諦めるくらい粘り強く取り組んでおり、無限のバイタリティを感じた。
その後、少し難しいルートに挑戦したが、全く歯が立たず、雨も降りそうだということで、早々と下山することに決めた。12時になっていなかったと思う。この判断は正しく、下山後に雨が本降りとなった。
下山中はネズミの子供に出会った。リスと見紛うほど可愛らしい容姿であった。
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