南アルプス・北岳 2016年9月17日(土)〜9月18日(日)
- 大嶋
- 2016年9月17日
- 読了時間: 3分
L.川島、中山、平野(光)、大嶋
2016年9月17日(土)くもり
甲府=広河原7:04…白根御池小屋10:15…北岳…白根御池小屋15:40(泊)
2016年9月18日(日)雨
白根御池小屋5:40…広河原=甲府
16日夜22時15分高尾駅ホーム集合予定だったが、京浜東北線が予定より遅れたため、その後の連絡が乱れる。集合時間に間に合わず、早々脱落の危機!とりあえずメールで遅れることを中山さんに連絡。 22時26分高尾発の電車には間に合うかもしれない。焦ったがぎりぎりセーフ。 電車の中で早速ビールで前夜祭?登山家はなぜだか酒好きである。3日前に講習会で登山に酒はよくないと学んだばかりなのだが・・・。 23時58分に甲府着。駅構内で就寝。他にも同じように寝ている山好きが何人かいた。
9月17日(土)曇り

4時15分起床し、準備を整えてバスに乗り、広河原まで行く。バスガイドのおばちゃんの元気なこと。こちらの眠い事なんかお構いなしに滝やら山やら見える景色について話していく。6時28分広河原着。そこから白根御池小屋へ向かう。10時ごろ到着。天気予報では午後から天気は下り坂、明日は雨模様とのこと。テントを張り、小屋に手続きを取った後、今日中に北岳山頂にアタックを決定する。バットレス組は予定通り偵察へ、大嶋は10時20分頃出発。草すべりから山頂を目指す。
12時頃肩の小屋に到着。周囲は雲だらけで景色は真っ白。気温も下がり、いつ雨が降ってもおかしくない雰囲気。引き返そうかとも考えたが、ここまで来たら山頂を目指そうと決心する。小屋で休憩しレモンティーを注文して体を温める。
12時20分頃小屋をでる。雲が濃くなって視界不良。途中山頂かと思う小高い山が現れ、山頂でないとわかるたびにガックリ。雨が降りそうな中でこれが結構応える。何度か同じことを繰り返し、人影がいくつか見える丘を発見。ついに正真正銘の山頂に到着。苦労しただけに喜びもひとしおである。だがいつ雨が降るかわからない。1分ほどとどまって山頂を後にする。視界がきかず、ガレ場なので道がはっきりしない。ところどころにあるペンキの目印を頼りに進むが、途中自分が頭で思い描いた道と実際の道が違っていた様子。道でないところを降りて行った。しばらく降りたところで戻ろうとも考えたが、少し行けばまた道にぶつかるだろうと判断し、再び降り始める。しかしやっぱり道を間違えたのではないかと思い直し、来た道を戻ることにした。ガレ場の道は少々わかりづらく、おまけに霧の中なので目印も見つけられない。多少登ったところで人影を発見。声をかけると北岳山頂を目指す人だった。元の道に戻ることができて思わず「助かった~。」と口に出す。お礼を言った後で再び下山開始。今度は迷わないよう目印を確認しながら下りる。
14時10分頃肩の小屋に到着。その後は順調に山を下り、16時頃御池小屋に到着。

バットレスの3人も今日の目的である取り付きの偵察はできた様子。全員揃ったところで夕食の準備。3日前に講習で酒はよくないと言っていなかったかというツッコミもどこ吹く風。ビール、焼酎、ワイン等酒類がズラッと並ぶ。川島さんはステーキ用牛肉1kgを持ってきていた。とかく登山家は酒盛りが好きである。夕食時に雨が降ってきた。予報だと明日の天気は何とか持ちそう。明日の天気がいいことを祈りつつ就寝。 9月18日(日)雨
4時に起床。夕べから雨が降ったりやんだりだったが、やはり天気は悪い。霧が御池のすぐ上まできている。大嶋は下山することとし、バットレス組は北岳山頂へ予定変更。朝食をとった後、テントをたたみ、別行動。レインコートを着ているせいでやたら汗をかく。雨にぬれるか汗にぬれるかの違いでしかない。どうせぬれるなら涼しい方がいいと判断し、レインコートを脱ぐ。あとは順調に山を下り、広河原に7時40分頃到着。天気は悪かったが、北岳登頂の目的は達したので満足。後の3人も午後には下山した様子。4人とも無事帰京。
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