マチガ沢合宿 2016年5月14~15日
- 渡邉
- 2016年5月13日
- 読了時間: 2分
L.中山、山浦、川島、富澤、渡邉
5月13日
11時くらいに立川駅集合(だったと思う。)。川島さんの車で土合駅まで。土合駅到着後、テントで就寝。テント泊は大人になってからはこれが初めてで、窮屈さが衝撃的だったが、気づいたら朝まで寝ていた。
5月14日 晴れ
都庁山岳部の山行はこれが初めてだ。45リットルのザックしかもっておらず、全然荷物が収まらない。目の前のビールを見て見ぬふりをしていたが、川島さんに「これは渡邊君が持つんだよ」と言われ、諦めてザックの限界まで詰めることにした。案外入るものだと思った。
テント場につくとさっそく練習場まで歩く。厳剛新道をしばらく歩くと、入渓地点に到着した。

通常は雪が積もっているようだが、ただの沢となっていた。

しばらく進むと一面雪になった。それでも例年よりだいぶ少ないようで、山スキーの一行は全くいなかった。
途中の雪渓でふと振り返ると、滑ったら死ぬんじゃないかと感じ始め、慌ててヘルメットを被る。新人の富澤さんも同じタイミングで被りはじめていた。
雪面を歩く緊張でとても登るのがつらい。登山を始めたのは入都してからで、大学時代は全く運動していなかったものの、高校までは運動部に所属し、入都後1年間日帰り登山していたため、体力は割りと自信があったが、雪渓をアイゼン無しで歩くことの難しさに(アイゼンつけたこともないが)、精神的にも体力的にも消耗し、訓練場所についたころにはすでにヘトヘトになっていた。

訓練は割りと順調だったように思う。雪面に敷かれた救助用のザイルの安心感のせいが、下降の練習も臆せずにできた。スタンディングアックスビレイという技術も教えてもらえた。とりあえずエイトノットを覚えよう。

下山後、焚き火を囲んで夕食をとった。これはとてもよかった。
5月15日 晴れ
昨日に引き続き快晴である。同じように練習場に向かう。練習はするものの、私と富澤さんの疲弊してますオーラが伝わったのか、中山さんが早めに切り上げてくださり、下山することとなった。下山後、温泉に立ち寄った。費用を支払ったが、思いの外安く、装備を揃えれば金のかからない趣味なのかもしれないと思った。
いろいろとカルチャーショック的な経験をしたが、焚き火と夕食の時間がとても楽しく、取り合えずしばらく続けてみようと思った。
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